研修会・研究会

応用心理士・カウンセラーとしての資質を高めるため、箱庭療法学会会員である戸沼氏を通じて、年に数回、京都大学名誉教授の山中康裕氏や日本箱庭療法学会理事長の岡田康伸氏、京都大学大学院教授の桑原知子氏等々を招いて研修会や研究会を開催しています。

  • 箱庭療法とは

1939年にイギリスの小児科マーガレット・ローエンフェルトによって、子どもの診療療法の一つとして考案され『世界技法』として確立しました。その後、スイスでC,G,ユングの分析心理学の考えを導入し、成人にも適用される心理療法として1956年にドーラ・カルフが、『Sandplay Therapy』(砂遊び療法)として名付けました。

1965年、京都大学名誉教授の故河合隼雄氏・山中康裕氏らがドーラ・カルフの下で学び、日本に『箱庭療法』の名で紹介され発展させた心理療法の一つです。(日本には、古来から、「盆石」「盆景」「箱庭遊び」などの文化があり、箱庭療法と共通するところが多くあることで、広く受け入れられていきました)方法としては、砂の入った箱と種々のミニチュアの玩具を用意し、「この砂と玩具を使って何でもいいから作ってごらんなさい」との教示で砂遊びを行わせるものです。

箱の大きさは、縦57㎝、横72㎝、高さ7㎝(子供が一望のもとに全体を見渡せる大きさ)と国際的に定められており、箱の内側が水色に塗られているため、砂を除くとそこに「水」を表現できるようになっている。カルフは、箱庭療法の深く許容された環境を ➀『自己がある』➁『母子一体感』➂『自由にして保護された空間』と呼んだ。ここにおいて、深い内界のイメージが表出されるとしています。

  • コラージュ療法とは

雑誌やパンフレットなどの絵や写真,文字などをハサミで切り抜き,台紙の上で構成し,貼り付けるという単純明快な方法であり、日本では箱庭療法が直接のモデルになっています。京都文教大学森谷教授が、「平面の絵や写真(レディ・メイド)を台紙の上で組み合わせ、貼り付ける」コラージュ療法でも、「立体のミニチュア玩具(レディ・メイド)を砂箱の中に並べる」箱庭療法と同じような効果を持つと考え、治療技法として導入しました。現在では、学校・病院・施設など非常に多くの場所で実践されています。

  • バウムテストとは

ドイツの心理学者コッホが考えた心理テストで、「木(=バウム)を含む景色の絵」から、内に秘めている心情や、隠された深層意識を読み取る心理療法のひとつです。

 

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